「変面」講演~中国伝統文化の魅力に触れる~
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2024年10月22日、山梨学院大学孔子学院は、山梨学院小学校のスポーツ館と山梨学院高等学校ルネサンスホールの2会場で、中国の無形文化遺産「変面」の公演を開催しました。「変面」は、顔にかざした手や扇子、体の動きに合わせて瞬時に仮面が変わる、古くから伝わる中国の伝統芸能で、その技術は国家機密とされています。
山梨学院小学校では、15分間の中休み時間にスポーツ館に登場、児童たちはスポーツ館に駆け付け、中国国家機密である「変面」の妙技に驚きの連続でした。
(一瞬のうちに仮面が変わる妙技に小学生たちは目を見張り、歓声を上げていました)
(山梨学院高等学校ルネサンスホールでの公演)
今回のイベントは、山梨学院高等学校が中国語教育の一環として行っている文化交流プログラムの一環であり、「変面」の公演は、過去にも実施し好評であっため2回目の公演となりました。進学コースの1年生と2年生の生徒たちはその神秘的な技に驚嘆していました。
(中国文化の一端に触れ、中国文化に対しさらに興味関心を深めていた)
公演後、「京劇」の歴史や特徴、役柄についての解説が行われたあと、実際に「京劇」で演じる孫悟空の如意棒を使った演技指導を受けることができました。壇上に上がった生徒たちは、中国の伝統芸能の豊かさ奥深さを深く感じることができました。
終演後、出演者のお二人に花束を贈呈した進学コース2年生の佐久間小夏さんは「普段の授業では学べないことがこの機会で学べたのでとても貴重な体験になりました。」同じ2年生の小林里美さんは「昨年見た雑技も面白かったですが、今日の変面にも多に興味をわきました。やはり本場のものはすごいなと感じました」と感想を語っていました。
中国の伝統芸術に触れたこの一日が、生徒たちの心に強く残るものであったことは間違いありません。
山梨学院大学孔子学院は、今後もこうした文化交流を通じて、中国語学習の促進と異文化理解を深める取り組みを続けてまいります。
文責:根岸深雪