7月18日に、健康栄養学部4年生が山梨県との連携授業として、県民健康公開講座「はじめよう! 減塩生活」を実施しました。

講座では、「減塩のコツ」を4つ紹介しました。

コツ1 酸味の利用
酢や柑橘類の酸味を利用して、薄味の物足りなさを補うことができます。

コツ2 うま味の利用
うま味成分のグルタミン酸とイノシン酸、グアニル酸は組み合わせると相乗効果でうま味が強くなります。

コツ3 香辛料?香味野菜の利用
塩分の代わりにからし、こしょう、わさびなどの香辛料を使うことで料理の味と香りを引き立てます。
しそやしょうがなどの香味野菜を使用すると料理のアクセントになります。

コツ4 乳製品?油のコクの利用
牛乳やヨーグルトなどの乳製品、ごまやピーナッツ、アーモンドなどの種実類、マヨネーズ、ごま油、オリーブオイルなどの油脂類を利用するとコクがでます。

「減塩のコツ」を活用した調理実習も行いました。
メニューは、鶏肉とキャベツのカレートマト煮、簡単だしで作る具だくさんみそ汁、ブロッコリーとパプリカのごまたっぷり甘酢和えです。

参加者からは、「コツを活用すると減塩でもおいしくなることがわかった」、「みその量が少なくてもおいしいみそ汁だった」、「今日のレシピをアレンジして減塩料理を作ってみたい」といった感想をいただきました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。