中国大使館の陳巍公使参事官兼総領事らが11月22日に山梨学院大学に来学し、古屋光司理事長や青山貴子学長と面談するとともに中国からの留学生に対し、安心して日本での留学生活を送ってもらえるよう「安全留学説明会」を開催した。

古屋理事長、青山学長らと面談した陳公使参事官は「総領事着任以来、初めての大学訪問になります。留学生たちに日本生活の基礎知識を教え、より良い留学生活を送っていただけるように訪問いたしました。中日両国の発展の未来は青年にあると思います。これまで、貴学には中国教育?文化の充実、両国の民間交流に協力いただき、現在約700名の留学生がこのキャンパスで学び、心地よい教育?勉強環境を提供してくださり感謝申し上げます。引き続き、大使館としても留学生の日本での生活支援に力を入れてまいります」と挨拶。

これを受け、古屋理事長は「本学では約30年ほど前から留学生の受け入れ体制を整備しています。近年では、留学生専用寮を整備し、本格的な中華食堂の計画もあり、学習だけでなく、生活支援体制もしっかりと行っています。また、留学生の日本国内の名門大学院への進学や日系企業の就職といった進路支援にも力を入れております。日中両国の友好関係の構築には友好の架け橋になるお互いの国をよく知る人材の育成が重要であると思います」の延べ、継続した中国人留学生の受け入れ支援、人材育成を約束した。

面談後、陳公使参事官や教育部のスタッフは中国人留学生たちと交流し、留学生らに安心?安全な留学生活が送れるよう、大使館としてのサポート体制などの説明会を実施した。