17鳥羽修平さん2017年 法学部 政治行政学科※卒業厚生労働省?労働基準監督官(長野県?佐久長聖高校出身) PICK UPこの授業では、県庁?市役所の職員や警察官?消防士などの公務員を講師として招き、実際の職務内容や公務員としてのリアルな経験、行政の取り組みなどについての講義を聞くことによって、幅広く多様な公務員の仕事を学ぶとともに、公務員になるために必要な社会知識を身に付け、地域社会の問題について深く考えることができるようになることを目標としています。また、地域で公務員として活躍したいと志望する学生が、実際に公務員として活躍する卒業生の話を聞くことによって、将来自分自身が公務員として働くという具体的なイメージをもち、その実現のために自ら考え行動することができるようにし、公務員として必要な法学部の専門科目を修得する準備をします。法と政治入門A?Bは、1年生を対象として、法学部法学科で学ぶ法学?政治学?行政学の基礎知識と、その役割を理解することにより、2年次以降の専門科目の学習の準備をするとともに、卒業後の進路を描くようにすることを目的とした科目です。具体的には、前期開講の法と政治入門Aでは、法学?政治学?行政学の基礎知識を学びます。これを踏まえ、後期開講の法と政治入門Bでは、社会で「ルー ルを作ること」によって問題を解決することの実践を学び、その過程で、私たちの社会の仕組みとそれに法?政治?行政がどのように関わっているかを学習していきます。また、授業では、manabaやresponなどのLMS (Learning Management System)を積極的に使用し、効果的な学習を目指します。講義系前期前半は国際的な私法生活関係の問題をフィールドリサーチし、グループによる協同研究発表を、後半ではディベートを実施します。後期は各自が選択したテーマで個別研究報告を実施し、ゼミ論(3年)、卒論(4年)を完成させます。全員で学びの場を作るべく、ゼミ運営上の企画、研究報告の司会進行を学生主体で行っています。もともと消防官志望だった私が労働基準監督官という職業を選んだのは、社会問題としても取り上げられることが多い労働問題への関心が芽生えていたことと、授業でこの仕事について紹介されたことがきっかけでした。大学2年の後半から採用試験に向けた勉強をスタートしました。大学の公務員対策講座を受講し、24時間オープンしている学内の公務員研究室で長い時には10時間ぐらい自習したこともありました。今後は労働基準監督官として経験を積み、過労死や過労自殺、労働災害を減らしていきたいという目標があります。※2020年4月より法学科に統合卒業生/公務員法と政治入門A?B特色のある授業日本の労働問題をなんとかしたい YGUな人地域社会で活躍する公務員の仕事を生の声を通して理論?実践から学ぶ公務員の仕事講義系私たちの社会に法?政治?行政がどのように関わっているかを学習する民法?商法に加え国際私法に通じ他者と研究?議論し持論を展開する演習Ⅲ実習?演習系
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