山梨学院デジタルパンフレット::広報誌α第29号
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1第32回全日本大学女子サッカー選手権(インカレ)決勝が1月6日に東京?味の素フィールド西が丘で行われ、本学は早稲田大と対戦した。試合は前半立ち上がりから早稲田大が主導権を握り、7分にミドルシュートのこぼれ球を押し込み先制される。本学もMF木許和心選手のサイドアタックなどで攻勢を強める。19分、本学の獲得したPKはポストに弾かれたもののFW伊藤琴音選手が押し込み、同点に追いつく。一方の早稲田大は39分に強烈なミドルシュートで2点目を追加し、1対2で前半を折り返す。後半は一進一退の攻防となり、40分にDF嶋田華選手のFKが直接決まり、本学が再び同点に追いつき延長戦に突入。延長前半5分、FKのセットプレーのこぼれ球を途中出場のMF大住六花選手が押し込み、勝ち越しに成功。その後は5バックで早稲田大の猛攻を防ぎ、ついに試合終了。本学は2度の同点劇を演じ、創部10年目にして悲願のインカレ制覇、初の大学日本一の頂点に立った。一昨年3位、昨年は準優勝とステップアップを続けており、まだ見ぬ景色を見るために、これまでの卒業生やスタンドで応援する仲間の思い、支えてくれる家族の思いを胸に試合に臨んだ本学イレブン。表彰式後すぐに応援スタンドに駆け寄り、大きな声援でピッチ上の選手を鼓舞し続けてくれた登録外部員やOG、家族と喜びを分かち合った。苦しい試合を勝ち切った選手たちの笑顔はこの日一番の輝きを放っていた。村上裕子監督は「優勝は本当に嬉しいという一言に尽きます。最後笑顔で終われたのは、彼女たちが努力した成果です。優勝は歴史的な1ページですが、その先が非常に大事。この優勝に満足することなく、2連覇することが課題です。ここから先さらにレベルアップし、大学女子サッカー界をけん引していきたい」と、喜びと抱負を語った。全日本大学女子サッカー選手権 ~悲願の初優勝!~延長戦の激闘を制し大学日本一

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