山梨学院デジタルパンフレット::広報誌α第29号
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9全日本大学レスリング選手権大会2日目今回も日体大の牙城を崩せず、準優勝第49回内閣総理大臣杯全日本大学レスリング選手権大会2日目が11月19日に行われた。個人の成績ポイントによる大学対抗戦で争われ、大会1日目で10階級の準決勝までが決まり、2日目は敗者復活戦、5位、3位決定戦後に決勝戦が行われた。本学は1日目を終え、8階級中6階級で決勝に進出し、5階級進出で4連覇を狙う日体大との事実上の一騎打ちとなった。決勝戦の前の3位決定戦で125㎏級ソヴィット?アビレイ選手が3位を決め、対抗得点獲得に貢献。決勝戦は最初の57㎏級で日体大選手が敗れ、流れが本学に傾くかに見えた。続く61㎏級、65㎏級は日体大との直接対決。いずれかに勝利すれば優勝はほぼ手中と思われたが、ともに敗退。次の70㎏級では青柳善の輔選手の勝利で持ち直すも、優勝の行方は混沌とした。本学は、残る3人であと1勝を目指したが、74㎏級鈴木大樹選手、86㎏級佐藤匡記選手ともに惜敗し、本学は1勝4敗、日体大は3勝1敗。残る97㎏級五十嵐文彌選手が勝てば優勝となる最大の山場を迎えたが、五十嵐選手は日大選手に接戦の末敗れ、本学は対抗得点2点差で4年ぶりの優勝を逃した。関東地区大学野球選手権初のベスト4日体大に敗れ決勝進出ならず第19回関東地区大学野球選手権大会2回戦が11月7日に行われ、本学は創価大と対戦した。先攻の本学は中込陽翔投手が先発。初回に2点を先制され、打線は4回まで1安打、7三振と完全に抑え込まれた。それでも5回表、本学が1点を返すと、その後は互いに無得点のまま。あとがなくなった本学の9回表、9番安川快飛選手の右前打で同点に。延長タイブレークに突入した10回表、満塁のチャンスに4番野村康太選手が左前に運び1点を勝ち越し、その後も適時打で6対2と創価大に勝利し、初の4強進出を決めた。翌8日、本学は決勝進出を懸けて日体大と戦った。後攻の本学は、この大会初めて佐藤裕士投手が先発し、5回まで2安打無得点と好投。打線は初回から足で勝負を仕掛けるがつながらず、6回には西野知輝投手を投入するも味方の失策も絡み無安打で1点を献上。さらに長打で1点追加。その後も無死満塁にされ、中込投手に継投。中込投手はこの回を最少失点で食い止めたが、本学打線は反撃の糸口を見つけられないまま、0対2の完封負けを喫した。初の神宮大会出場は逸したが、ベスト4という大きな経験を手にした。

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