4月4日(木)、本学内のメモリアルホールにて『スポーツ強化指定選手認定式』が行われました!
今年度は、新たに352名の強化指定選手を迎え、青山学長から正式に本学のスポーツ強化指定選手に認定されました。
はじめに、青山学長と下田センター長からお祝いと激励のメッセージをいただきました。

その後、選手を代表して女子サッカー部?城山さん(ス1)から誓いのことばが話されました。

認定式を終えて、選手たちから
 「選手として競技をするだけではなく、大学でスポーツを学び、トレーナーになる夢に向かって文武両道を実現したいと思いました。」
 「競技ではレギュラーを勝ち取り常にトップを目指すこと、学業では目標に必要な知識と技術を身に付けていきたいです。」
などこれからの大学生活に向けて力強いコメントをいただきました。

選手代表 女子サッカー部 城山さん(ス1) にインタビュー

Q1.選手代表として誓いのことばをしていただきましたが、率直な感想をお願いします!
 かなり緊張しました。ですが、皆さんの代表として壇上に立つことができてとても光栄でしたし、責任感とこれから頑張っていこうという気持ちがより一層高まりました!
Q2.山梨学院大学に入学したきっかけは何ですか?
 高校の時、村上監督にスカウトしていただいたことがきっかけでした。その後、何度か大学の練習を体験させていただくうちに、ここに入ってサッカーがしたいと強く感じたからです!
Q3.どんな大学4年間にしたいですか?
 競技面では日本一になること、学業面では将来スポーツマネジメントに携わりたいと考えているので、スポーツ運営や広報関係をこの4年間でもっと深く学びたいです。そのために今年度は、トップチームでの出場試合を増やし経験を積むことを第一に、大学生のスタートとして単位をしっかりと取れるように頑張っていきます!

青山学長の式辞
 このたび、山梨学院大学の強化指定選手として認定されたみなさん、おめでとうございます。昨日は小雨の中でしたが、無事に入学式を終えることができました。陸上競技部やサッカー部では、早速SNSで入学の様子の写真が投稿されているのを拝見しました。他の各クラブチームでも、様々なオリエンテーションや寮での生活、練習が始まっていることと思います。
 本日はみなさんに、3つのことについてお話します。1つは「カレッジスポーツとは何か」について、もう一つは「山梨学院大学の選手であるとはどういうことか」について、そして最後に「スポーツと勉強の両立」についてです。
 まず、「カレッジスポーツ」という言葉について、考えていただきたいと思います。というのも、山梨学院大学は大学が取り組む重点領域として3つの柱を掲げており、一つは「学修者本位の教育実践」、一つは「国際性豊かな大学づくり」、そしてもう一つは「カレッジスポーツの振興」を謳っているからです。「カレッジスポーツ」という言葉は、大学+スポーツというパーツからできていますが、元々はアメリカで発展してきた大学文化?学生文化を示す言葉の一つです。さて、では大学でスポーツに勤しむとは、どういうことなのでしょう。プロスポーツでもアマチュアスポーツでもない、カレッジスポーツとは何なのでしょう。なぜ、山梨学院大学は、大学としてこのようにスポーツの部活動に力をいれているのでしょう。
 それは、部活動を通じて育成される能力は、競技成績だけにとどまらず、人間性を高め、社会に出た後も通用するさまざまな能力を育てるものであると本学が考えているからです。大学は、学問だけを学ぶ場所ではなく、皆さんの「学生時代」という貴重な人生の主要な場所です。そこでは、あらゆる時間が自分を成長させてくれる機会になります。山梨学院大学では、世界で活躍するトップアスリートを育成するとともに、スポーツを通じたアスリート学生の全人的な人間形成を目指す、中でもスポーツを通じた人間力の育成に力を入れますということなのです。

強化指定選手代表者 誓いのことば
 昨日の入学式において、私達は、青山貴子学長より大学入学の許可を得ました。今、夢と希望に胸を膨らませ、大学生活を歩み始めています。そして本日、改めて、青山学長より、強化指定選手の認定を受け、心温まる式辞を頂き、一同喜びを深くするとともに、決意を新たにしています。私達は、本日、本学の一学生であるとともに、諸先輩方が多くの輝かしい実績と伝統を築いてこられた強化育成クラブの一員となりました。このことを私達一人ひとりが、深く胸に刻み、その伝統を継承し、さらに新たな歴史を創りゆく気概と勇気をもって前進していくことをここにお約束いたします。
 本年一月一日、能登半島地震により、甚大な被害が出ました。その被害に遭った、私達と同じ年代の方達が、私の高校にも避難して来られました。その出迎えの場で、被害を受けた方々のお一人おひとりから語られた言葉は、大変驚愕するものでした。それまで当たり前に行えていた日々の練習や大会への参加ができなったこと、住居の崩壊、家族の分離、身近な大切な方を亡くした方。その方達からは、先行きの見えない不安や悲しみ、悔しさ、また憤りを感じずにはいられませんでした。そして、わが身を振り返り、今、目標に対して全力で取り組むことのできることに、心からの感謝を感じました。目標を見失うことなく、目の前の日常や環境、支えてくださる多くの方々に感謝し、力強く未来を切り開いていくことを改めて決意しています。
 これまで、スポーツを通じて多くの仲間と学んだこと、情熱と笑顔が困難を打開し、周囲をも鼓舞するのだということを信条とし、新しい舞台であるこの山梨学院大学で、新しい、力ある仲間とともに、勇気と希望をもって突き進んで参ります。
 本学には充実したスポーツ施設、第一線で活躍される指導者の先生方、また、それぞれの競技に精一杯打ち込むことのできる恵まれた環境が整備されています。この様な環境に感謝をし、私達は、高い目標を掲げ、強い意志をもって自らの限界に挑戦していく覚悟です。また、先輩方のご活躍は、国内ばかりでなく、「学生であっても世界を舞台に活躍できること」を証明し、私達に大きな目標を与えてくれています。
 こうした先輩方のご活躍に力強く続いていけるよう、一人ひとりが自らの目標を明確に描き、その目標に向かい力の限り精進することをここにお約束し、強化指定選手を代表しての誓いのことばとさせて頂きます。
 
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新入生代表 女子サッカー部 城山 にこ