本場中国の「水餃子」作り体験授業
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山梨学院大学孔子学院では、7/3(月)~7/7(金)の期間、山梨学院高等学校進学コースの約500名を対象に「本場中国の水餃子作り体験授業」を行った。
この体験授業は、山梨学院高校の中国語の授業の一環として行われたもので、生徒たちは、本孔子学院の中国語教員と高校の家庭科教員の指導の下、餃子の皮や餡作り、包み方から茹で方まで本格的な水餃子作りに挑戦した。
生徒たちは、自分たちが作った、茹でたてモチモチの水餃子を食べながら、本孔子学院の中国語教員から「中国で餃子は“子を授かる”という意味の交子(チャオズ)と発音が同じことから、餃子を食べると子宝に恵まれると言われていること」、「餃子の形状は、古来中国で流通していた『元宝』という貨幣に似ていることから富をもたらす縁起の良い食べものとして、春節(旧正月)には家族揃って、餃子を食べる習慣があること」、「餃子は中国の東北地方の主食であること」、「中国のレストランで餃子を注文する際は、15~30個単位で注文すること」、「中国の水餃子の餡のバリエーションの多さ」など中国の水餃子の歴史や中国の食文化について楽しみながら学ぶことができた。
参加した生徒たちは、「皮から作るところがよかった!」「楽しみながら中国の文化を学ぶことが出来た」「作り方を覚えたので自宅でも作ってみたい」など高評価だった。
山梨学院大学孔子学院では、今回の水餃子作りをきっかけに、さらに中国語や中国文化に興味関心をもってもらえることを期待している。
文責:根岸深雪
写真:劉岩 孫蘇渝 荻原利幸