中国文化講座(第一弾)「三国志」 開催!(満員御礼)
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山梨学院大学孔子学院では11月21日、中国文化講座の第一弾として『三国志』を題材に、「曹操『三国志』を作った男」を開催しました。講師には、中国文学研究の第一人者である龍谷大学経済学部の竹内真彦教授を迎え、中国の後漢末期から三国時代にかけて中国統一を目指して群雄割拠した時代に魏?呉?蜀の三国が争った「三国志」をテーマに講座を展開しました。特に今回は、日本でも人気の高い「蜀」の劉備や「呉」の孫権の敵役的イメージの強い「魏」の曹操にスポットをあてた講座とあり、会場の山梨学院大学孔子学院棟大講義室に満席の定員50人(コロナ感染症対策として収容定員を50%に制限)が聴講しました。
講座では、史実をまとめた歴史書である「三国志」と、それを基にフィクションを含めて創作された「三国志演義」(歴史小説)の違いを説明し、その2つの書物の中でも人物評価が分かれる曹操について、竹内教授は歴史書としての「三国志」と語り継がれた逸話や伝説が書かれた「三国志演義」との比較にもさまざまな見方があり、二つの書物を比較することでより一層「三国志」を楽しむことができると解説していました。熱く語る竹内教授の講義に聴講者全員が「三国志」の魅力に引き込まれ、真剣に聞き入っていました。
次回、中国文化講座(第二弾)は、12月18日(土)「水滸伝」を題材に講座行います。
どうぞご期待ください。
詳しくは、山梨学院大学孔子学院のホームページをご覧ください。
/ お知らせ / 2021年11月24日